中国人逮捕 泥酔させATMで金引き出させ盗んだ疑い

東京 北区の繁華街で客に強い酒を飲ませて意識をもうろうとさせたうえでATMに連れて行き、引き出させた現金を盗んだとして中国人の客引き2人が再逮捕されました。

逮捕されたのは、いずれも東京 北区にある飲食店の従業員で中国籍の肖丹丹 容疑者(34)と林秀芳 容疑者(45)です。

警視庁によりますと2人はことし1月と3月、客の男性をそれぞれコンビニエンスストアのATMに連れて行き、このうち30代の男性からは合わせて40万円を、50代の男性からは合わせて90万円を引き出させて盗んだ疑いが持たれています。

調べに対し肖容疑者は容疑を認め、林容疑者は黙秘しているということです。

2人は勤務する飲食店で客に強い酒を飲ませて意識をもうろうとさせたうえで、コンビニエンスストアのATMに連れ回していたとみられるということです。

2人はJR赤羽駅前で悪質な客引きをしたとして、ことし6月に風俗営業法違反の疑いで逮捕されていました。

JR赤羽駅前の繁華街では酒に酔った客がATMまで連れて行かれる被害が相次いでいて、警視庁はこれまでに3つの飲食店の経営者や客引きなど中国人を中心とするグループの合わせて20人を逮捕して捜査を進めています。

2022.8.3